Q1
全周回転オールケーシング工法ってどんな工法なの?
Q2
どの程度の深度まで掘削できるの?
Q3
鉛直精度はどの程度の正確さがあるの?
Q4
どれくらい硬い岩盤・ボールダークレイが掘削可能ですか?
Q5
全周回転オールケーシング工法はシンガポールでもすでに行なっているのでは? |
A1
掘削全長に渡りケーシングを回転させながら圧入し、ケーシング内部をハンマーグラブにて掘削する工法です。
孔壁がケーシングで保護されているので、孔壁崩壊等による近接構造物への影響も減少できます。
またケーシング先端には、硬質ビットを装着してあるので岩盤・ボールダークレイ・地中障害物の掘削が可能です。
(土質・岩質によっては施工時間が低下することがあります)
A2
弊社の実績としてはGL-53mまで掘削した実績があります。
カタログスペックとしては礫層軟岩層でGL-62mとなっております。
A3
カタログスペックとしては、1/500となっております。
A4
弊社施工例では1,500〜3,000kgf/cu(147.1〜294.2Mpa)の岩盤掘削の実績があります。
*MARINA BAY付近でのボールダークレイ強度例
805.6〜1417.4kgf/cu(79.0〜139.0Mpa)
日本では通常約100Mpa程度の岩盤に杭は根入れしております。カタログでも同等の実績が掲載されています。
(土質・岩質によっては施工時間が低下することがあります)
A5
確かに機械もございますし、施工した現場もあります。
しかし、まだオールケーシング工法は定着しておらず、従来の機械を使用した工法がほとんどです。
弊社が15年以上培ってきたオールケーシング工法の技術をシンガポールで生かし、発展に貢献できればと考えております。
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